FAQ 

よくある質問と答え

はじめにドイツパン

私がドイツ行きを考え始めた頃、1995年頃は何もかも今のように簡単ではありませんでした。コンピューターもインターネットも今程一般的ではあり ませんでしたから、情報収集も大変でした。留学関係の資料のある図書館まで何時間もかけて出掛けていき、ありったけの資料をコピーするのがやっとでした。 実際にドイツの相手先に情報をもらうにも、手紙を書くかFaxを送って(自宅にFaxがありませんでしたから、Faxを送りにわざわざ出掛けて行って)気 長に返事を待つしかありませんでした。たった2,3ページの情報に2週間掛かりだったのです。今では信じられない話ですが・・・。情報が少なかったからこ そ根性がすわっていたというか、必要以上に情報に惑わされなかったとも思います。今から「ドイツで修行をしよう」と思っておられる方にとっては、返って情 報がありすぎてかわいそうという気にすらなります。昔は、「実際ドイツで修行した人に話を聞く」なんて夢にも考えませんでしたが、今ではそういうことが簡単に出来てしまうのですね。だ から余計そう思うのかもしれませんが、自分でなんとかするんじゃなくて「ちょっと聞いてしまう」って、私は個人的に安易だと思ってしまいます。サイトを開 設してまだ一年余りですが、しばしば同じような質問メールをいただきます。繰り返しお返事をするのも面倒になってきたので、ここで典型的な質問と答えをま とめてご紹介したいと思いますのでご参考になさってください。 (2008年1月27日)

お願い

メールでのご質問に返事をしても、そのまま何の返答のないことがしばしばあります。私も時間を割いて、どう答えたら分かってもらえるか一所懸命考え てお返事しています。例え、その返事自体が役に立たなかったとしても、返事をしたという努力に対してはお礼を言うのが当然ではないでしょうか?それに対し て代金を頂いているならまだ話は別ですが。それにメールというのは、何かの事情で相手に届いていないことも考えられます。返事がないと、「一体メールは届 いたのだろうか?届いてなくて、返事をもらってないと思われてないか。」と妙に気になります。質問の返事が届いたら、短くて結構ですので「メールが届い た、ありがとう」と一言、メールをいただけないでしょうか?それは、大人の礼儀として当然の事だと思いますが。

(2009年1月10日)


パンの技術について

「〇〇の作り方を教えてください。」

時間のある限り、そして気の向く限りお答えしますが、それは私の義務ではありません。することがなくて暇な年金生活者にでもなったら、ボランティアでそういう方のお相手もするかもしれませんが・・・。最近では、パンに関する様々なサービスを仕事として報酬を頂いて提供させていただいております。お仕事として依頼したい方は、私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。そうでなければ、インターネットで様々なレシピを公開しておられる方がおられますし、レシピの検索サイトも多数存在します。そちらをぜひご利用ください。

「サワー種のことを詳しく教えてください。」

私は、サワー種のことが知りたくてドイツにはるばるやってきたと言っても過言ではありません。修行を始めて以来、理論を勉強し経験を積んできまし た。それでもまだまだ奥が深く、分からないこともあるのです。実際の経験を何十年と積んで、やっと本当に体得できるのではないかと思います。そのような奥 の深い話を、メールで手短に説明するなんて無理な話です。知っていることを全部お話しようとなると、私の時間がいくらあっても足りません。それに、長年か かって収集した経験と知識は私の財産でもあるのです。繰り返しになりますが、お仕事として依頼したい方は私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。そうでなければ、インターネットでかなりの情報も得られますのでご自分でどうぞ地道にお勉強なさってください。


ドイツでの修行・研修のこと

「ドイツでパン(又はお菓子)の修行がしたいです。色々教えてください。」

サイトでは、私の経験をご紹介しています。ドイツで同じように修行した日本人に聞いてもその経験は様々で、一概にこうだと言えるものではありませ ん。人間、本気でやる気になって頑張っていたら道は必ず開けてくるものだと思います。それで道が開かれない場合は、必死さが足りないかそれが本当に自分が やりたいことではないのかもしれません。苦労して自分で道を切り開くのが性に会わない人は、割り切って人に助けてもらおうという考え方もあるでしょう。私は、パンに関する様々なサービスを仕事として報酬を頂いて提供させていただいております。お仕事として依頼したい方は、私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。そうでなければ、インターネットで様々な関連の情報を公開しておられる方がおられますので、そちらをぜひご利用ください。

「ドイツ語が出来ませんが、修行にどれくらいドイツ語が必要でしょうか?」

サイトにも書いておりますが、ドイツ語は必須です。(勉強方法ついてのヒントはここで どうぞ。)短期の研修では、ドイツ語なしでなんとかなるかもしれませんが、修行となると話は別です。ドイツ語が出来れば出来るほど、理解のレベルが上がり ます。ドイツに行ってしまえば何とかなると思ったら、それは大間違いです。理論的なことまで理解しようとすると、ドイツ語なしでは不可能です。(ずっと通 訳を付ける経済力のある方は別ですが。)生活レベルでの充実度も、ドイツ語力に比例してアップします。パンのためにドイツ語をやる根性がないくらいなら、思い切って全部諦めた方がよいかもしれません。

「悩んでいます。何かアドバイスしてください。」

経験上、悩んでおられる気持ちはよく分かりますし、お手伝いさせて頂きたいのは山々なのです。でも私に言えることは、   

  「十分時間を掛けて悩んで、自分で結論を出すことが重要だ」ということだけです。

「何かアドバイスを」と言われても、あなたが何を知りたいのか(何をもう知っていらっしゃるのか)私には分かりません。具体的に「こういうことが知りたい から教えて下さい」ではなく、「何か」と言われる場合は(漠然とした不安があって誰かに背中を押して欲しい)だけのことがほとんどの様な気がします。で も、何があなたの人生にとって重要なのか私には分かるはずがありません。例えば、30代初めでパンの修行を始めようか悩んでおられる方がいたとします。 10代半ばのクラスメートに混じって、30代半ばでやっと資格を取って、それを幸せと思うか。ドイツ語の試験に苦しんで、やっぱり止めておけばよかったと思 うか。後で、例えば婚期や出産期を逃したと不幸に思うか。それは本当にその方それぞれです。その方の人生を左右するようなアドバイスを、私は簡単にしたく ありません。(仕事として報酬を頂いているなら話は別ですが。お仕事として依頼したい方は、私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。)自分で決心がつかないような程度の思いなら、すっぱりやめた方がよいと思いますが。

(2009年1月10日追記)


ドイツの生活・旅行のこと

「ドイツに行くのでおいしいパン屋情報などいろいろ教えてください」

ドイツのパンは郷土色が豊かですし、ドイツ人は食べ物に関して日本人と比べてはるかに保守的です。ですから、小さい頃から食べなれた、地元のパン屋のパンをひたすら食べ続けています。(サイトの「ドイツのパン屋の秘密」 おすすめパン屋?にも書いています。)パンは新鮮なものを週に何度も買いますから、買い物に便利な近所が都合がいいのは当然です。いくつかある近所のパン 屋のどこへ行くか、は全く個人の好みの問題です。ドイツ人は、他人の意見には左右されないので日本のように行列は出来ないのです。ドイツ旅行に来た際は、 自分の好みに合った「自分にとっておいしいパン屋さん」をぜひ探してみてください!ドイツのパン屋さんに関する専門的な情報が欲しい方は、私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。


「ドイツ旅行をするので、〇〇の町のことを教えてください」

私は、皆さんの旅行のお手伝いをするためにドイツに住んでいるのではありません。時間のある限り、そして気の向く限りお答えしますが、それは私の義務ではありません。私は、パンに関する様々なサービスを仕事として報酬を頂いて提供させていただいております。その一環として、観光のお手伝いも致します。お仕事として依頼したい方は、私のビジネスのサイトからぜひお申込みください。折り返し、お見積もりを送らせていただきます。そうでなければ、インターネットで様々な旅行情報を公開しておられる方がおられますし、旅行情報のサイトも多数ありますのでそちらをぜひご利用ください。